「 アート 」 一覧

【大分県立美術館】「藍と白」 -久留米絣 シンカする伝統- 文化庁重要無形文化財伝承事業 【感想】

福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている絣、久留米絣(くるめがすり)。絣(かすり)とは、織物の技法の一つで、前もって染め分けた糸を経糸(たていと)、緯糸(よこいと)、またはその両方に使用して織り上げ、 …

【大分県立美術館】手から始まるアドベンチャー【感想】

「絵画や彫刻作品を前に、じっくりと目で観察する」それがスタンダードな美術鑑賞スタイルです。今回の「おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol.6 手から始まるアドベンチャー」は、視覚だけではな …

【大分県立美術館】OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024『竹会』【感想】

昨年開催されたアートイベントがパワーアップして帰って来ました。日本一の「マダケ」の生産地である大分県。別府の竹細工は、現代でも伝統工芸品として親しまれています。そんな竹細工や工芸品、アート作品に実際に …

【大分市美術館】笠岡市立竹喬美術館名品展 うつりゆく自然を描く 小野竹喬の世界【感想】

季節の移ろいを感じる今の時期にぴったりな美術展のご紹介です。大分市美術館にて開催中の「小野竹喬(オノ チッキョ)の世界」展。大分市出身の福田平八郎とも交流のあった日本画家・小野竹喬(1889年〜197 …

【アートプラザ】クロノモルフェ【感想】

毎年アートプラザ大分で開催されるピックアップアーティスト展。大分にゆかりのある若手アーティストを紹介する本展は、今年で13回目の開催となります。展示会タイトルのクロノモルフェとは今回の為に作られた造語 …

【中津市歴史博物館】戦争の記憶展【感想】

太平洋戦争が1945年8月15日に終戦を迎えて今年で79年。日本国内にはすでに先の大戦を体験した世代のほうが少なく、しかし今や世界では戦禍の嘆きが耐えません。日本に住む私達は、幸運にも砲弾の雨にさらさ …

【大分県立美術館】北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦  江戸東京博物館コレクションより【感想】

日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎と歌川広重。名前は耳にしたことがなくても、その絵を見れば「なんとなく見たことある!」となるくらい日本的なアイコンとしても親しまれています。今回の展覧会は、江戸東京博物館 …

【大分市美術館】サマー企画 アート・ワンダーランド2024 めざせ!アート博士【感想】

毎年大分市美術館が開催している夏のイベント「アート・ワンダーランド」。子どもたちに気軽にアートと触れ合ってほしいとの願いを込めて、作品展示の位置も低め、解説も最低限で館内の装いもカラフルになっています …

【大分県立美術館】養老孟司と小檜山賢二「虫展」 〜みて、かんじて、そしてかんがえよう【感想】

本記事にはセンシティブな画像(虫)が含まれています。苦手な方はご注意ください。 夏休みにぴったりな展覧会です。その名も「虫展」。解剖学者で無類の昆虫愛好家の養老孟司氏と、デジタル移送部門の研究者で蝶や …

【大分県立美術館】「くらしにみる昭和の時代 大分展」/「戦傷病者の労苦を伝える 大分展」/「平和祈念展 in 大分」【感想】

東京にある昭和館、しょうけい館、平和展示記念資料館。いずれも先の大戦における戦中・戦後の国民生活の悲惨さ、戦争犠牲者、戦傷病者の苦労を伝え、戦争のおぞましさ・平和の尊さを学ぶための施設です。3館同時の …

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