「津っぱく」というイベントをご存知ですか?
大分県津久見市。
津久見市といえば、みかんや魚が美味しいイメージがありますが、ぶっちゃけそれ以外を聞かれると大分県民の私でもちょっと困ってしまうくらいです(ごめん)。
ウィキペディアによると、人口は大分県内の市の中で一番少ないのだとか。
けれど人口密度としては、大分市、別府市についで3番目。
その密度の濃い、津久見ならではの風土や文化、産業、そこに住む人の「くらし」を体験しながら、そこに住む人とふれあっちゃおう、という参加型博覧会。
それが「津っぱく」だそうです。
(津っぱくについて詳しく掲載されている津久見市のホームページはこちら
https://www.city.tsukumi.oita.jp/site/kanko2/10254.html#pagetop)
そしてそんな「津っぱく」の断片を大分市に居ながら体験できてしまうイベント。
それが「津っぱくin大分」なのです!
町おこし的な一面もありますが、そんな小難しいことは抜きにして純粋に楽しめるテーマばかり。
テーマごとに、案内人の方が詳しく解説やお話をしてくれるのもポイントです。
scene.1 石カフェ
石?石ってあの「石」??道端に転がってるヤツ?
と、タイトルからお察しできない「石」がテーマのカフェにお邪魔してきました。
案内人は、つくみのくみさん。
大学在学中に授業で行った採掘で石にハマり、卒業後も石の収集を行っているそうです。
石カフェのInstagramのアカウントはこちら↓
https://www.instagram.com/stone_cafe3/
石、といっても収集している石の種類は化石や、水晶などいろいろあるようです。また、この日展示されていた石は、すべて案内人さんの私物だそうです。
もちろんすべての石や化石の原産地が津久見、というわけではありません。
けれど、石に興味を持ったこともない私にも分かりやすく楽しく説明をしてくれたので、めっちゃ面白かったです。
展示物は素手で触ってもOKという気前の良さ。
草間彌生のアート作品みがあるのは、実はウニの抜け殻。
トゲが抜けるとこんなに美しい色をしているんですね。世の中知らないことだらけだなぁ。
看板も案内人さんの手作りだという、愛と情熱にあふれた素敵な空間でした。
scene.2 ハーブティブレンド体験
再び津っぱくにお邪魔してきました。
この日のテーマは、「ハーブティブレンド体験」。
案内人は、いまむらゆみさん。
いまむらゆみさんのInstagramアカウントはこちらから↓
https://www.instagram.com/imamunoteshigoto/
東京から津久見に移住してきた方で、津久見でハーブを育てているそうです。
みかんで有名な津久見ですが、農家さんの高齢化もあり、廃業や放棄地もまた増えているとのこと。
そんなみかん畑としては役目を終えた土地。
実は水はけが良く、日光が降り注ぐ土地というのはハーブを育てやすい条件にも当てはまっているらしく、その特徴を利用してハーブを育てているそうです。
津久見でハーブの栽培が行われているなんて全く知りませんでした。
ブレンド体験は、ハーブティをいただきながら。
柚子、よもぎ、レモン系(レモンバームかレモンバーベナなのか・・2回聞いたのに忘れました・・)のハーブティ。すごくスッキリとしていてとても飲みやすかったです。
10種類以上あるハーブの中から、3〜4種類を選び、全部で10グラムになるように計量するというシンプルなものです。
ハーブの持つ効能を考えながら選んでもいいし、香りや印象でブレンドしてもOKだそうです(クセの強すぎないハーブを持参してくださっているとのこと)。
楽しく会話しながらオリジナルのブレンドティーを作成できるのは、こういうローカルなイベントならではだと思います。
そんなわけで、あっという間に完成!
私が選んだのは、ホーリーバジル、レモングラス、ホーリーテール、柚子のハーブです。
それぞれがすごく良い香り。
ハーブティの入れ方は、熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らすだけ。とっても簡単なのも嬉しいポイントです。
1回に使う量は、1グラム程度で良いそうです。
またその際ハーブをより細かく切ったり、もんだりすることで更に香りが発散されるとのこと。
実際家で入れて飲んでみたのですが、入れている最中から部屋にいい香りが漂って素敵なティータイムを過ごすことができました。
味も香りも良く、就寝前のリラックスタイムにピッタリ。
ハーブやアロマと聞くとついなんだか身構えてしまうのですが、思っていた以上に身近で、しかも手軽なんだ、という体験ができたのが良かったです。
毎月第4土曜日に開催中!
気軽に体ひとつで津久見のくらし体験ができる「津っぱくin大分」は、府内アクアパーク近くのまちなかbureauにて毎月第4土曜日に開催中です。
月によって体験できるテーマも変わるので、気になった方はぜひまちなかbureauや津っぱくアカウントをフォローして情報をチェックされてみてください。
開催時間 | 10:00〜15:00 |
開催日 | 毎月第4土曜日 |
料金 | テーマによって500円〜1000円程度 |
支払方法 | 現金のみ |
まちなかbureauのアカウントhttps://www.instagram.com/machinaka.bureau/?hl=ja 津っぱくのアカウント https://www.instagram.com/tsuppaku/ | |
駐車場 | 無(近くにコインパーキング有り) |
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