大分市美術館が毎年夏に繰り出すアート展。
今年のテーマは「アニマル(動物)」です。
動物園でおなじみのメンバーから、大分が誇る高崎山自然動物園とコラボレーションした作品、はたまた空想上の動物までいろんなアニマルアート作品たちがお出迎え。
市内・市外を問わず中学生以下は無料で楽しめる展覧会。
暑い炎天下を避けて、室内で動物たちと触れ合うのはいかがでしょうか。
また本展は藤沢さだみさんの作品と、館内インスタレーションのみ写真撮影がOKとなっています。
2022年のアート・ワンダーランド企画「怖い」をテーマにした作品展の感想記事はこちらから↓
関連記事:【大分市美術館】サマー企画アート・ワンダーランド2022 怖じぃ-こわ〜い美術館-【感想】
本展の見どころ
「動物園ゾーン」「伝説のいきものゾーン」「ペットゾーン」「高崎山のおさるゾーン」「野生のどうぶつゾーン」」「助けてくれるどうぶつゾーン」からなる本展の作品は総勢88作品。
絵画作品、彫刻、剥製作品もあるので見応えバッチリです。
私はじっくりと見て回って約1時間位かかりました。
ワークシートもあるので、作品を鑑賞しつつ楽しめるしかけになっています。
館内も南国の雰囲気+アニマル柄が満載で、いつもと違った雰囲気でした。
藤沢さだみさんの作品がめっちゃカワイイ
「おやつはいかが?」という作品。
よく見ると羊の毛がポップコーンになっていたり、鹿の角はポッキー的なものになっています。食いしん坊のワタシ大喜び。
こちらは「いい波が来た!」という作品。夏感もあって爽やかさも感じます。
ポップでキュート、色鮮やかな掛け軸というのも素敵。
どういう気持ちの顔これ。
「PATTERN(パターン)」というスタイリッシュな作品も。
どこかの企業が待合室に飾っていそう。
これらの作品を手掛けた藤沢さだみさんは、大分県別府市出身のアーティスト。
デザイナーでもある藤沢さんの作品はとってもキュートで、思わずニヤリとしてしまうスパイスも効いています。
高崎山自然動物園とコラボした藤沢さんの作品もあるので、ぜひ会場でご覧になってみてください。
会場の様子
サマー企画アート・ワンダーランドは子供たちにアートを楽しんでもらいたい、という企画展です。
そのため作品の展示位置はいつもより少し低め、解説も最低限になっています。
会場もいわゆる「美術館ぽくない」作りになっており、その点もおすすめです。
サマー企画 アート・ワンダーランド2023 まるまるアニマル 概要
「サマー企画 アート・ワンダーランド2023 まるまるアニマル」展は大分市美術館で2023年9月18日(月・祝)まで開催中です。
会場では、昨年開催された大分市のアートイベント「回遊劇場AFTER」でご活躍された吉野辰海さんの作品も観ることができます。かなり大きな作品なのでインパクト大です。
関連記事:【大分市】回遊劇場 AFTER 大分アートフェスティバル2022【感想・作品紹介】
機会がありましたぜひ会場を訪れてみてください。
開館時間 | 10:00〜18:00<入館は17:30まで> |
休館日 | 7/18(火)、9/11(月) |
観覧料 | 一般 310円 高校生・大学生 210円 中学生以下・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳掲示者とその介護者 無料 |
HP | https://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/ |
駐車場 | 有(無料、約130台) |