新型コロナウイルスの影響で、静かに日本茶のブームが訪れているようです。
リーフ茶(いわゆる茶葉から煎れるお茶)の消費量が増えている。
しかも、「お茶といえばペットボトル飲料」のイメージが多いであろう若者の間で増えているのは、驚きでした。
かくいう私も最近日本茶の魅力を再発見し、それまで家になかった急須や湯呑を揃えました。
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そう、日本茶を楽しもうとする時には、最低でも急須が要るのです。
急須の値段はひとつ1000円〜3000円程度。
一度買えば繰り返し使うものだとはいえ、出費が増えることに変わりありません。
買ったとしても、その後もし使わなくなったら・・?
置いておくスペースのことを考えると、急須を購入するハードルは低くありません。
しかしネットの海をさまよっていたところ、急須無しでも本格的に楽しめる日本茶を発見。
見た目もおしゃれだったので、お試ししてみました。
家に急須がないけど日本茶を気軽に楽しんでみたいという方。
珈琲や紅茶は苦手だけどお茶は好き、という方。
そのような方にぜひおすすめしたいドリップバッグタイプの日本茶です。
日本茶ドリップ Drip Tea お試ししてみた
こちらがお試しした、「Drip tea5種類5個セット/870円(送料別)」です。
ネコポスで届くので、受け取りが便利なのもいいですね。
内容は、煎茶、煎茶&カモミール、釜炒り茶、紅茶、京番茶の5種類。
また、おまけで国産烏龍茶のティーバッグも入っていました。やった!
それぞれの茶葉に合わせたポストカード?もついており、なんだか眺めているだけで癒やし効果があります。
また、丁寧に作られた物であるというのが伝わってくるので、とても心地良いですね。
袋の裏面にも淹れ方が書いてあるので、本当に初心者の方でも安心して日本茶を楽しむことができると思います。
飲んでみた!
どきどきしながら初めてのドリップ日本茶をいただくとしましょう。
5種類ある中から、茶葉とにらめっこして選んだのはこちら。
「煎茶&カモミール」です。
あえて王道を外し、日本茶&ハーブという珍しい組み合わせの物を選んでみました。
袋を開けると、すでにいい香りが漂ってきます。
煎茶と、カモミールの香りがします。
煎茶とカモミールって相性が良いんですね。
2つの香りがお互いを引き立てあって、まさに「癒やしの香り」という印象を受けます。
お湯を注いですぐ、更にいい香りが漂ってきます。
説明書きの通り、1分程度待ってからティーバッグをくぐらせて取り除きます。
(このティーバッグで3杯まで楽しめるそうなので、よく水気を切った状態で残しておきましょう)
マグカップの中は美しい黄金色です。
キラキラときれいな色を眺めていると、なんだか嬉しくなりますね。
肝心の味ですが、雑味がなく、飲みやすい風味です。
贅沢な日本茶の風味と、爽やかなカモミールの香り。
苦味や渋みもあまりないタイプのようです。
なんだか甘いものを一緒に食べた時のような満足感を感じます。
お茶だけでも立派なティータイムを堪能する事ができました。
Drip Teaのドリップバックについて
使用されているドリップバックは、珈琲などでよくみられる不透明なタイプではなく、透明なメッシュ生地。
また、こちらのDrip Teaは三煎目まで楽しめるとのことですが、メッシュ生地はかなりしっかりした作りなので、3杯淹れても耐えうる強さだと思います。
淹れ方も、沸騰したお湯を注ぐだけ、というごくごく簡単な方法。
もちろん、日本茶ですから低めの温度で入れれば甘みや旨味が際立ち、高めの温度で入れれば逆に渋みや苦味が活きる味わいとなっています。
公式サイトには、一杯目は低め、二杯目以降は高めで煎れると更に味の違いが感じられると書いてありました。
Drip Tea メリット・デメリット
実際に飲んで感じたメリットやデメリットをお伝えしようと思います。
まずメリットですが、やはり急須を使わずに日本茶を楽しめるという点です。
珈琲や紅茶が苦手で馴染みがない、けれど家に急須はないし、わざわざ買うのもちょっと・・という方にぴったりだと思います。
また家に急須があるという人も、後片付けのことを考えなくてすむので気楽に日本茶を淹れられます。
また、お世話になった方や、大切な方へのプチギフトとしてプレゼントしやすいと感じました。
なにせお湯を注ぐだけなので、プレゼントを贈る相手の家に急須があるかどうかをリサーチする必要もありません。
加えてDrip Teaの茶葉は国内産のものが使用されているので、産地にこだわりたい方にもおすすめの一品となっています。
逆にデメリットですが、外出先や自宅以外で飲むのには向いていない点です。
公式サイトには職場でも楽しめる、と書かれているので、、、内緒にしといてくださいね。苦笑。
正直職場でドリップバックの水気を切って保管、そして3杯目まで飲むという場面が思い浮かびません。(一人や二人の職場なら大丈夫かもしれませんが・・)
まして3杯飲めるからと言って、2杯目は先輩に、3杯目は後輩に、、なんてこともちょっと・・。
同じタイミングでサーブできないし、感覚的な面からいっても自分専用のドリップバッグになると思います。
しかし3杯飲めると分かっているものを1杯だけ淹れて捨てられるかと言ったら心情的にもったいない気もします。
という訳で、職場で気軽に日本茶を飲みたい、となるとどうしてもティーバッグタイプの茶葉になるでしょう。
もちろん、味の美味しさ、香りなどはドリップバッグタイプに軍配が上がります。
個人的なメリットとデメリットをまとめると、以下のようになりました。
参考になれば幸いです。
メリット | デメリット |
急須なしで本格的な日本茶が楽しめる | 自宅以外で楽しむのは難しい |
プチギフトにおすすめ | ティーバッグタイプより値段が高くなる |
飲んだ後の片付けが楽 |
Drip Teaまとめ
急須なしでも本格的に日本茶を楽しめる日本茶ドリップバッグ Drip Tea のご紹介でした。
ティーバッグタイプの日本茶は数あれど、ドリップバッグタイプの日本茶は珍しいと思います。
また、国産の茶葉が使われているのも嬉しい点。
思い立った時に、茶器などの準備をせずに、すぐに飲めるのはありがたいです。
そしてなにより味と香りがとても美味しい。
日本茶の爽やかな香りで癒やされてみるのはいかがでしょうか。