非正規雇用になって約1年。
毎月カツカツではありますが、それなりに生き抜いています。
正社員の友人や家族たちからは、「ちゃんと生活できてる・・?」とたまに心配の声をいただきますが、「想像していたよりちゃんと生活できてる」といった所感です。
もちろん、今後も続くと予想される「物価上昇」、「円安」、「社会保障費増大」、おまけに「賃金は上がらない」などの不安要素を上げればキリがありません。
けれど「なんとなく不安・・」と震えていても、残念ながら給付金などが降って湧いてくるわけでもありません。
まずは、派遣社員となった現在の一ヶ月の生活費を改めて把握しようと思います。
派遣社員独身アラフォーの生活費 一ヶ月分
下記の表が、一ヶ月分の生活費になります。
(家賃等の固定費以外は、過去12ヶ月間の平均値として計算しています)
家賃(駐車場代、固定水道代込) | 51,740円 |
通信費(wi-fi代込) | 5,588円 |
娯楽費(hulu) | 1,026円 |
光熱費(ガス、電気) | 6,938円 |
食費 | 18,283円 |
車両費(2年に1回の車検費用込) | 8,041円 |
医療費 | 1,026円 |
美容費(カット代) | 1,341円 |
住民税・自動車税など | 2,717円 |
雑費 | 4,568円 |
合計101,268円(12ヶ月平均値)。
約1年前、無職時代の生活費が約125,000円だったことを考えると、ちょっとだけ節約に成功しています。
関連記事:【無職ライフ】一ヶ月の生活費ってどのくらいかかるの?【働きたくない】
下がったのは食費と医療費
食費は新型コロナウィルス感染症の影響もあり、外食が減ったことが主な要因です。
また、「新規感染者が増えた」というニュースが流れるたび外出や、友人たちとどこかへ出かける、などのイベントも減ったため遊興費(雑費換算)の支出も減りました。
医療費は、心療内科への通院が終わり、歯医者も3ヶ月に一度の定期通院のみになったため減少しました。
関連記事:【治療費はどのくらい?】適応障害と診断されたら【体験談】
派遣社員としての収入は手取り平均12万円
私は現在人材派遣会社に登録し、派遣社員として手取り約12万円の収入を得ています。
時給は1,022円。
一日7時間の勤務、休みは土日祝です。
実働した時間しか賃金がもらえない為、もともと日数が少ない2月や、祝日が多い月は収入が下がります。
しかし、業務内容、通勤時間なども不満なく、自分のペースで働くことができるので総合的に満足度が高いと感じています。
もちろん、3ヶ月ごとの更新、最長で5年までの派遣期間というリスクはありますが、今の所このまま派遣社員を続けていこうと思っています。
収入が約12万円、生活費が約10万円なので、ちょっぴり貯金もできる計算です。
副収入はポイ活と投資
無職時代に始めたポイ活と、少額ながら投資にお金をまわすことで、労働収入以外で15,000円/月の副収入を得ています。
関連記事:【無職ライフ】無職が力説するポイ活のメリット+おすすめポイ活サイト3選【気楽に稼ごう】
またメルカリやラクマ等で不要品を売却したりと、コツコツお小遣いを稼いでいます。
塵も積もれば山となる、の精神でちょこちょこ副収入を得ていますが、意外と無視できない金額だと思っています。
通信費や駐車場代を削減する予定
現在生活費は約10万円ですが、更に減らせるよう通信費や駐車場代の見直しをしています。
通信費は今現在楽天モバイルを契約しているのですが、月額料金の改定により最低でも月額1,078円の負担が発生するようになってしまいました。
10月までは、1Gまでの利用者には楽天ポイントで料金が返還されるとのことですが、近いうちに日本通信への乗り換えを検討しています。
販促ページも超絶シンプルな日本通信のサイトはこちらから。
https://www.nihontsushin.com/plan/plansimple.html
日本通信は1G290円という破格の値段、通話料も30秒11円という良心的な値段設定。
初期手数料(3,300円)がかかってしまうのが少々難点ですが、それでも4ヶ月程度で元は取れるので、変更しようと考えています。
また、現在私が利用している駐車場は居住しているアパート付きの場所ですが、賃貸契約会社に確認したところ「移動してもOK」ということだったので、近場で料金を下げられる駐車場に移る予定です。
低収入でも生活できているのは偶然に過ぎない
月額の手取り収入は12万円。
副収入をあわせても、年収で言えば200万円にも届きません。
それでも私が生活できているのは、単に幸運だったからです。
たまたま、奨学金等の借金が無かったから。
たまたま大きな病気を抱えておらず、犯罪や事故にも巻き込まれず、心身ともに障害がなく、健康体だったから。
誰かを養うわけでも、誰かの介護をしているわけでもなく、労働している時間以外のすべてを自分に使うことができます。
しかし、ボーナスも退職金もない不安定な派遣労働を選んだのは間違いなくその「余暇」を増やすためです。
そしてその余暇を心から楽しめるのも、「結婚や出産に対してモチベーションが上がらない、一人で過ごす方が好き」という自前の個性のおかげです。
私は自分に合っていない職場環境や人間関係、業務内容に耐えた結果、適応障害を発症してしまいました。
人生を見直し、結果としてのんびりと生活することを選びとれたことに後悔はありません。
この恵まれた時間を長く享受するためにも、生活費の削減は欠かせません。
40歳になれば新たに介護保険料の徴収が始まります。
またガンなどの病気になったり、体が不自由になったりして、派遣労働すら厳しい状況になることもあるでしょう。
それでも何か合った時の為にたくさん働いて貯金する、ではなく、今現在の自由で幸福な生活に感謝して生きる。
万人には決して勧められず、受け入れられない生き方だと思いますが、そのように考えて日々生きています。
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