爽やかな香りと酸味で夏向きのイメージがあるレモン。
しかし、国産レモンの旬は冬です。
10月頃から3月までが収穫期。
この時期になると、地元の青果店や道の駅などでは、国産レモンが手頃な価格で手に入ります。
スーパーなどでは一年中買うことができる輸入レモン。
しかし輸送中の腐敗を防ぐため、皮に防カビ剤が使われています。
防カビ剤などの農薬は使用基準が守られていて、また流水で30%〜70%は除去できるそうですが、やはり直接口にするのはできるだけ国産のレモンを使いたいですよね。(東京都食品安全FAQより参照)
主なレモンの使いみちといえば、揚げ物の付け合せやお肉やお魚のソテーの上に乗っていることが多いと思います。
でも、せっかく国産レモンを使うんだったら、もっと違う使い方をしてみたい。
お家時間が増えた今だからこそ、ずっとチャレンジしてみたかったレシピに挑戦してみました。
国産レモンで作る3つのレシピ
作ってみたかったレシピは、以下の3つ。
①はちみつレモン
②レモン酒
③レモン塩
左から、はちみつレモン、レモン酒、レモン塩です。
はちみつレモンだけすでに半分以上消費しています・・笑
どれも、皮ごとレモンを使うレシピで、そしてはちみつレモン以外は少し(寝かせる)時間がかかるものです。
でも作り方はとってもカンタン。
どのレシピも、基本的にレモンをカットして漬け込むだけです。
参考にしたレシピはこちらから↓
レモンの蜂蜜漬け!無添加!はちみつレモン by mitokix
塩レモン☆レモンの塩漬け☆レモンソルト by ハートフルキッチン麗
容器は手頃にジャムなどの空き瓶で。
氷砂糖などは近くのドラッグストアで購入しました。
はちみつレモンは一晩、レモン酒とレモン塩は漬け込みに約一月かかります。
ゆっくりと仕上がりを待つ。
待つ時間そのものを楽しんでしまえるのも、てしごとならでは。
手間や時間の流れを楽しめるようになった、というのは新しい生活様式のおかげでしょうか。
今から仕込んだレモンたちが楽しみです。
手軽でおいしいはちみつレモン
3つのレシピの中で、はちみつレモンは一晩で出来上がります。
漬けた次の日、早速ホットレモネードとして飲んでみました。
想像以上の美味しさです。
レモンの酸味が、はちみつで程よく緩和され、とても飲みやすいです。
冬場は体も温まります。
砂糖と違って柔らかい甘みのはちみつ。
朝起きたときにも、夜寝る前に飲むのにもちょうどいい甘さです。
手軽にできる割にはとても美味しいので、ぜひ皆さんも試してみてください。
私もまた国産レモンが手に入ったら仕込もうと思います。
冬場のホットレモネードもいいですが、単純に水で薄めてのんでもいいし、炭酸で割って飲むのも爽やかで美味しいと思います。
手作り、ということで保存できるのは約1ヶ月程度ですが、それでもチャレンジするだけの価値はあります。
また、レモンと同じ柑橘類である「柚子」や「かぼす」もはちみつ漬けにおすすめです。
作り方は同じく、熱湯消毒した手頃なビンにカットした果物を入れてはちみつを注ぎ、一晩待つだけ。
「柚子ネード」や「かぼネード」として楽しみましょう。
はちみつレモンのカロリー
とっても美味しいはちみつレモンのカロリーですが、飲みすぎはやはりおすすめできません。
はちみつのカロリーは、大さじ1杯(21g)で約62kcal。
レモネードの場合、1杯ではちみつを大さじ1〜1.5杯程度摂取することになります。
はちみつのカロリー(大さじ1杯・21g) | 62kcal |
手作りレモネードのカロリー(1杯・150g) | 62〜93kcal |
はちみつは砂糖に比べて糖質やカロリーは低めですが、それでもおかわりしていれば自然とカロリーを取りすぎてしまうので、飲む場合は一日1杯程度にとどめておきましょう。
100g当たり | カロリー | 糖質量 |
砂糖 | 384kcal | 99.2g |
はちみつ | 294kcal | 79.7g |
季節を感じながら過ごそう
季節の果物が、美味しくゆっくりと漬けこまれていく時間。
その時間すらも楽しみに変えることができるのは手作りならではだと思います。
思っている以上に手軽にチャレンジできるので、皆さんもぜひトライしてみてください。
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