無職ライフ 生きる

【無職ライフ】無職が日々の暮らしの中で気がついたこと

投稿日:2021年4月30日 更新日:

私は2021年3月末で前職を退職し、4月から無職の日々を送っています。


感染症の影響もあり、仕事があるだけでも有り難い、この時期に退職を選ぶなんて、と一部の人からは心配(揶揄?)もされました。


しかし前職の人間関係及び業務内容が原因で「適応障害」を発症。


これ以上は自己肯定感が下がるだけで人生にとってプラスになるとは思えない、という主治医のアドバイスもあり、アラフォーながらも思い切って退職、という道を選びました。

関連記事:【適応障害】あまりにも仕事が辛いと感じたら+体験談



病気のこともあり、4月が始まってからの一ヶ月間は、ひたすらのんびりすることを心がけて生活を送りました。


今回は、そんな一ヶ月の生活を振り返りつつ、気がついたことをまとめた記事です。


独身、アラフォー、無職というパワーワード揃いの生活を送っていますが、本人はこの一ヶ月とっても幸せでした。


また、普段忙しなく日々を送っているだけでは気がつかなかったこともたくさんありました。


私と同じく適応障害と診断されて苦しんだり悩んだりしている方。

仕事を辞めたいけどなかなか踏ん切りがつかなくて迷っている方。


そんな方々の参考や暇つぶしになれば幸いです。

無職が多いことに気がつく無職

4月半ばに離職票が届いたので、ハローワークへ行ってきました。


3月〜4月は退職や転職する方が多いとは言え、予想以上に窓口が混雑していました。


手続き終了まで1時間待ちは当たり前。


新型コロナウィルスの影響で、職を失った人。

また職場自体が廃業などで無くなってしまった人。

他にも、私のように自己都合で退職した人もいらっしゃると思います。


もちろん、ひとりひとりの理由は分かりませんが、、。

とにかく人で溢れかえっていたのが印象的でした。


感染症の影響で経済や、今後の見通しが立たない中、今仕事を辞めるのはどう考えても悪手だ。


たとえ病気が理由であっても。


分かっていながらも、その道を選んだのは自分でした。


不安や焦りが無かったのかと問われれば、やはりまったく無かったわけではありません。


しかし、ハローワークに行って、こんなに無職の人が居るんだな、、、とちょっぴり安心して、変に落ち着いてしまったのが正直なところです。

高齢者が多いことに気がつく無職

無職なので、基本的には平日に活動することを心がけています。


平日昼間でも、やはり中心街や駅前、有名百貨店周辺などは人々で賑わっています。


高齢者と思われる方々が非常に多いです。


しかもそのほとんどの方が地元の有名百貨店で購入したと思われる紙袋を下げて歩いていらっしゃるのです。


そのほかにも、平日のカフェやランチを求めているのはサラリーマンだけでなく、マダムやシニア世代の方も多い。


気になったお店で食べていると、サラリーマンやOLの方に混じってマダムたちやシニア世代の方もランチを楽しんでいらっしゃいます。


もはや経済の回し手は高齢の方々なのだと思い知らされます。

まぁ、担い手(生産年齢人口)はどんどん減っています。苦笑。


ちなみに私が住んでいる大分市の高齢者の割合は27.3%です。
全国平均は28.1%。

大分県ホームページより抜粋


年金の受給年齢が引き上げられ、定年が70歳まで引き上げられ・・。


もはや高齢者=65歳以上、という定義自体が変わっていくんだろうな、と思いつつのんびり街中を散歩する無職です。

読書の楽しさに気がつく無職

思う存分に読書を楽しんでいます。


週イチで図書館に通い詰める日々。


大分市にある図書館の規模は割と大きく、新刊もほぼ毎週のように入るので、通っていても飽きません。


働いていた時も、図書館には一月に1〜2回ほどのペースで通っていたのですが、読みきれずにそのまま返却してしまうこともしばしば。


「スキマ時間で効率よく読書を!」
「年間1000冊読む読書法!」
みたいな考え方や読み方が流行っています。


今の私には、「たくさん本を読むこと」が大事ではありません。


それよりも、「珈琲などを飲みながらじっくりと読書を楽しむ時間」が大事です。


それに、時間が過ぎるのも忘れ、次の日のことも考えずにどっぷりと本を堪能できる日々はとっても幸せです。


ジャケ買いならぬ、ジャケ借りして様々な種類の本を読んでいます。

やりたいことができる幸せに気がついた無職

無職の最大の利点。


やりたいと思ったことがすぐにできること。


といっても、私の場合はたいしたことではありません。


お腹が空いたらすぐにご飯を食べられる、とか。


トイレに行きたくなったらすぐに行ける、とか。


眠たくなったら寝る、または朝になってもまだ眠い時には起きない、とか。


紅茶が飲みたいな、と思ったら2分後には飲めている、とかそんなちっちゃなことです。


赤ちゃんかな??


でも、働いていた時はそんな基本的な生理的欲求すら、自分のタイミングではできなかったです。


上記のほぼ全ての欲求は、自分に割り当てられた休憩時間で行うしかありません。

もしくは退勤後。

トイレの場合はヤバい時は行ってましたが、、笑。


そしてそんな日々が、小さなストレスを生んでいたということに、現在の生活を送る中で気がついたのです。


私は今、赤ちゃんのようにわがままで自由な日々を送っています。


ただひたすら自分に素直に、「その時やりたいと感じたことを優先」させています。


そしてそれが許されている日々に幸せを感じています。

ストレス耐性が低くなっていることに気がついた無職

幸せいっぱいの日々を送っているのですが、不安ももちろんあります。


それはやはり、また働き出した時、ストレスに耐えられるかどうか、です。


お腹がぺこぺこなのに、あと数時間働かなければご飯が食べられないと分かっている時はどうしよう。

または苦手な人や、嫌いだな、と感じた人とでも上手くやり過ごせるだろうか。

それ以前に一日何時間も働くなんて耐えられるだろうか。


答えは一択、我慢するしかありません。


もしくは、確率は非常に低いですが、我慢を我慢と感じないような、自分に合った職場や仕事を探すか。


失業手当の支給は、私の場合3ヶ月間。


それ以降は、生活費のために、また働き始めなければなりません。


その時は期間限定のアルバイトなど、時間や期間があまり長くないところから再開しようと考えています。

無職が暮らしの中で気がついたことまとめ

無職生活を一ヶ月送った中で気がついたことは、以下のことです。

①無職の方は意外と多い。

②高齢者の方はもっと多い。

③読書が楽しい。

④やりたいことがすぐにできる生活は幸せ。

⑤ストレス耐性は低くなっている。

無職、独身、アラフォー。


ひょっとしたら、他人から見た私はとてもみじめで不幸せに見えているのかもしれません。


いずれは無職から抜け出さなければなりませんが、、、今のところは順調に日々を楽しく幸せに送っています。


結論:無職、楽しすぎるぜー!!


関連記事:私は今、誰かの夢の果てを生きている

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