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【yesマスク】快適な新しい生活様式【noメイク生活】

投稿日:2021年1月12日 更新日:


新しい生活様式。ニューノーマル。


言わずと知れた、新型コロナウィルスの感染拡大をできるだけ避けるために、厚生労働省が発表した行動指針ですね。


新しい生活様式の詳しい実践例が載っている厚生労働省のホームページはこちらから。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html(クリックでジャンプします)


三密を避け、人々と必要以上の会話や接触を避ける。

手洗い、消毒、換気、マスク着用の徹底。

不要不急の外出を避け、大人数での会食などのイベントは控える。


街中のお店、出入り口にはアルコール消毒の容器が設置され、トイレの手指温風乾燥機は封鎖され、レジ前はプラスチックやビニールのシートで遮られています。


その他にも、適度に距離を保ちながら精算を待つため床にラインがはってあったり、金銭の受け渡しはトレー、そもそもレジ自体がセルフ、というところも少なく有りません。


個人的にも、1年前はそこまでやる?という感覚を持っていた新しい生活様式も、今ではすっかりそちらのほうが安心、心地よい、といった感覚です。

快適ノーメイク生活


今や職場でも、プライベートでもマスクを着用するのが「常識」という世界ですね。


むしろ外したり、マスクから鼻の頭が出ていたりすると白い目で見られているような、居心地の悪ささえ感じます。


最初は耳の後ろ側がひたすら痛かったマスクも、慣れたのか最近では何も不具合なく着用できています。


ところで皆さん、マスクの下のお顔、お化粧はされていますか?

私はここ数ヶ月、ほぼしていません。。。

塗るのはせいぜい日焼け止めと、リップクリームのみ、という生活を送っています。


私の職業は飲食業。


接客を伴っている職業、ということもありますが、もちろんマスクは一日中着用が義務付けられています。


それもお手製の布マスクではなく、白い不織布のマスクが職場指定の物です。


マスクを外すタイミングも無く、そして白いマスクに口紅がついてしまうのも嫌なので、自然と口紅は塗らなくなりました。


そしてファンデーションも、マスクに色が移ってしまうので自然と以下略・・。


それでも最初はせめて目元、まぶたなどマスクから見えている部分はきちんとお化粧をしていたのですが、それもすぐに止めてしまいました。


マイナビニュースによれば、やはり新しい生活様式になってからほぼ60%の方がメイクに変化があったとか。
https://news.mynavi.jp/article/20200811-1212261/(クリックでジャンプします)

職場によってはノーメイクでの出社は禁止、というところもあるでしょうが、幸い現職はそんな規則が存在しないので、思うままに快適なノーメイクライフを送っています。

ノーメイク生活は時間とお金の倹約に寄与する


最初はなんだかノーメイクだと、気恥ずかしいような、罪悪感すらあるような感じでしたが、慣れてしまえばむしろなぜ毎日メイクをしていたのか、、すごく頑張っていたなぁと思うものです。


私はもともとお化粧に興味があるタイプでもなく、また職業上派手なメイクはタブーであったこともあり、基本的に薄造りのナチュラルメイクでした。


それでも数ヶ月ごとにメイク用品や関連商品を買い足したりしなければなりません。


そして、プチプライスのコスメ用品が出回っているとはいえ、重なれば結構な金額になります。


また毎朝出勤前メイクに取られていた時間もなくなったので、それがわずか数分であっても心にゆとりをもたらしてくれます。


もちろん、たまにメイクをすることもあります。


しかしたまにだからこそ肌に負担をかけないような、ちょっとお高めのオーガニックコスメに手を出せるようになりました。

マスクをしていても、笑顔は伝わる


私はカフェで珈琲を飲むのが趣味のひとつです。

自身の職業は接客を伴った飲食業なので、プライベートの時でも、ついつい店員さんの動きや接客などを注目してしまいがちです。


やはり今時分はどこの店員さんもマスクをされているのですが、マスクをされていても不思議とその方の表情や雰囲気は伝わってきます。


まして、自粛ムードや大人数での外食を避けようというこのご時世。


ただでさえ大変な飲食業なのに、そんなムードの中でも元気よく笑顔で働いていらっしゃる方というのは本当に頭が下がります。


目の表情、声のトーンだけでも、ウェルカムな居心地の良さを演出してくださる店員さん。


私もそんな素敵な店員さんの真似をして、就業中、特に接客中は目の表情や声のトーンに気をつけています。


せっかくのお料理、すこしでも居心地良く、美味しく食べてもらいたいですからね。

アフターコロナでもマスクをするだろうし、ノーメイクは継続する


新型コロナウイルスのワクチン摂取が海外ではもうすでに始まっていますね。


何回かに分けて摂取しなければならない、また変異種には効果があるのか、など様々な制約や問題もありそうですが、、


私は新型コロナウイルスがもはや過去の物となった時、それでも飲食業や接客業の方がマスクを外して就業する、という世界は訪れないと考えています。


座席のプラスチック板や、レジ前のビニールカーテンは外されるかもしれません。


しかし、飛沫感染という言葉が市民権を得た今、そして新型コロナウイルス以外の他のウィルス感染などのリスク、加えてお客様からクレームのリスクを考えた時、マスクを外すという選択肢があるのかは疑問です。


私自身、ノーメイク生活の快適さを覚えてしまった今、毎日毎朝化粧をする、という習慣には戻れないでしょう、、笑


もちろん、お化粧自体が好き、苦にならない、という方もいらっしゃると思います。



今後は、マスクをしていても型崩れや肌荒れしない化粧品、もしくは化粧汚れが落ちやすい、または化粧汚れがそもそもつかないマスク、などの品質が優れた物がどんどん開発されていきそうですね。



変化が苦手な日本では、この位の劇薬でないと変化が起きにくい。


新しい生活様式は、新しいイノベーションのチャンス。


ほんの少し前まで女性はお化粧をするのが当たり前。

それが世の中にとっても、私にとっても「常識」でした。


現在、私にとっての「常識」はどんどん変化していっています。

さぁ、次はどんな「常識」が変わっていくのでしょうか。


オンライン会議やテレワークの推進、電子決済の推奨、ハンコ決済廃止に代表される行政改革など、新しい生活様式の方が心地よいという方も私を含め大勢いらっしゃいます。


願わくば、誰にとってもそれが快適な変化でありますように。

関連記事:【アパレルの10年後】生活必需品かつ消耗品だけど衣服を定価で買わない私たち

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