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皆さん、野菜、食べていますか?
厚生労働省が推奨する一日の野菜摂取量は350g。
しかし、最新の国勢調査の結果では、日本人ひとりあたりの野菜平均摂取量は280.5g/日と、目標よりおよそ70g程度不足しています。
(厚生労働省eヘルスネットより引用 クリックでジャンプします。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html)
更に別の調査(2007年度)によれば、ひとり一年あたりの野菜摂取量は日本人が106.2kg、対してアメリカ人は127.6kg。
なんとアメリカ人よりも、日本人の野菜摂取量は少なかったのです。
独立行政法人農畜産業振興機構(alic)米国における野菜消費の状況より引用
私も驚いたのですが、おおよそ皆さんのイメージからもはかけ離れた結果なのではないでしょうか。
ピザもケチャップもトマトが使われているから野菜!
というイメージのあるアメリカですが、最近の野菜摂取量は年々増加中。
逆に日本人の摂取量はここ10年でほぼ増減なし。
(日本生活習慣病予防協会より引用 クリックでジャンプします。)
http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/2020/010351.php
しかし、毎日の生活の中で健康や美容のためにも野菜を食べたい、取りたいと思っている方は多いと思います。
野菜摂取に対する意識はあるのに、摂取できていない。
要因は、いろいろ考えられます。
朝ごはんを食べる時間がなかったり、野菜の値段が高いときは買い控えてしまったり、調理に手間がかかってしまうのでつい食べなくなる、ということもあると思います。
実は私もよくあります。
皆さん、今日は野菜を食べたぞ〜!と感じた日は何を食べた日でしょうか?
お皿いっぱいのサラダでしょうか。
あるいは冬の時期ならばお鍋かもしれませんね。
それでは、年々摂取量が増加しているアメリカの方は、普段どんな方法で野菜を摂取しているのでしょうか。
アメリカ人はどんな方法で野菜を食べている?
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例えば皆さんは、アメリカのドラマや映画でおやつに人参やレタスを食べているシーンを見たことはありますか?
りんごを皮ごとまるかじりしているシーンは?
すぐに思い浮かんだ人もいらっしゃると思います。
アメリカでは、野菜や果物は生のまま、皮つきのまま気軽に食べるものだという認識が定着しているのでしょう。
日本だと、りんごを皮ごとまるかじり、なんてドラマでもあまり見ないですよね。(病室で皮をむいているシーンは昔よく見た気がします、笑)
また、カット野菜やパック野菜の種類が豊富で、しかもスーパーで手軽に手に入るようです。
独立行政法人農畜産業振興機構(alic)米国における野菜消費の状況より引用
(中段ページより参照)
日本でももちろんカット野菜はスーパーで手軽に購入できますが、ほとんどがキャベツ、人参、玉ねぎ、きのこなどのミックスであまり種類が代わり映えしない、というのが現状であると思います。
比べてアメリカでは、新鮮な色とりどりの野菜、カットの仕方も豊富で充実しており、日本の野菜コーナーでは見かけないレベルの高さです。
他にも、野菜や果物は基本的にバラ売りであったり、いんげん豆やコーンなど野菜の缶詰の種類が豊富であったり、いろいろと羨ましい部分がたくさんありました。
日本人は手料理に対する思い入れが強すぎる
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手料理。
それは日本人にとって、もはや呪いの位置にきているのではないかと思うことがあります。
ポテトサラダくらい家で作ったらどうだ事件や、餃子は手抜き事件に代表されるくらい、日本ではまず家庭で食べるごはん=手間ひまをかけた料理であることが求められます。
関連記事:【読書感想文】昭和天皇のごはん
手料理は愛情の証。
手をかけることは愛情をかけること。
確かにそれは嘘ではありませんし、料理に愛情を感じることもあるでしょう。
しかし、カット野菜や調理済みの食品を使うこと自体をタブー視していては、野菜の摂取量を増やすことはできないと思います。
例えば一人暮らしの方や、2人世帯の方はカット済み野菜を使用したほうが使い切れるし、なにより調理時間の節約にもなります。
冷凍食品や缶詰も上手に利用すれば、値段も安定しているのでコストパフォーマンスも優れているでしょう。
もっと気軽に、手軽に、それこそおやつに人参をポリポリとかじるようなハードルの低さが必要なのではと感じています。
野菜=手間ひまをかけないと食べられない、は思い込み
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時間をかけてじっくりと煮込んだおでんや、ロールキャベツ。
野菜がたっぷり入ったミネストローネや味噌汁。
あるいは新鮮な野菜と果物をスムージーにして朝食代わりに。
野菜の食べ方は、確かにいろいろあります。
一般的には生で食べるより、加熱して食べるほうがカサが減って量が食べられるので野菜が不足気味の方におすすめの方法といえます。
でも、忙しくて台所に立つ時間も惜しい時。
なんだかやる気が出ない時。
料理したくない時。
そんな時だってもちろんあります。
お腹が空いている状態でついつい手軽に食べられるお菓子やスナックに手が伸びがちなそんな時も、そのまま食べられるミニトマトや、きゅうりを適当にかじる。
野菜を食べることは、そのくらい適当でいいのではないかと思います。
アメリカ人だって、ピザやハンバーガーを我慢して野菜を食べているわけでは無いと思います。
ただ、健康の為に野菜を食べようという意識を持つ人は確実に増えている。
そしてその結果は、もう統計に現れている。
きちんと家庭で調理されなければ、美味しい野菜が食べられないわけでも無いはずです。
生で食べたって、火を通したって美味しい野菜を食べれば良いのです。
そしてその美味しい野菜を選ぶ最大のコツは、旬の野菜を選ぶことです。
美味しい野菜を選ぶには
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お肉にはなくて、野菜や魚にあるもの。
それが、「旬」です。
旬を迎えた野菜は、やはり美味しいです。
美味しいだけではなく、栄養価も高くなりますし、生産量が増えるのでお値段も旬の時の方が自然と安くなります。
また、旬の野菜は調理に手をかけなくても美味しいのが魅力。
むしろ手の混んだ調理をしないほうが素材の良さが活きるので、そのまま食べられる野菜はそのまま食べるのをオススメします。
かといってもスーパーなどでは一年中季節感なく野菜が手に入る時代。
大根の旬がいつなのか、キャベツはどの時期に取れたものが美味しいのかもわかりにくい時代です。
いちいちスマホで調べても良いですが、そんなときは野菜宅配を利用するのも手です。
野菜宅配サービスは旬の野菜を詰め合わせで送ってくれるので、自然と美味しく、栄養価の高い野菜が手に入ります。
また、栽培方法も有機農法など、こだわりの農家さんも多いので、まるごと食べても安心、安全な野菜を食べたい人には特にオススメです。
関連記事:便利でお得な野菜宅配サービス+おすすめサービス3選
野菜不足を解消する方法 まとめ
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毎日の食事の中で、なんとなく野菜を食べなきゃな・・とは思っていても、なかなか摂取量が増えないという方。
野菜は嫌いじゃないけど、皮をむいたり調理が面倒、という方。
そんな方はぜひまず、野菜をそのままかじる、からやってみてはいかがでしょうか。
そう、イメージはドラマのワンシーンで口に放り込む感じです。
食べる野菜は旬を迎えた美味しい野菜を選ぶことをオススメしますが、もちろんスーパーやコンビニにおいてあるカット野菜やスティック野菜でも大丈夫です。
野菜を食べる習慣は、必ず健康や美容に寄与します。
いつの間にか追い抜かれていた野菜摂取量、アメリカの方をお手本にして追いつきましょう!